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コンクリートの固くてわかりやすい話

コンクリートの質について、あんまり取り上げているのを見たことないのですが、非常~に重要なので取り上げます。

生コンクリートのスランプ試験

生コンクリートのスランプ試験。マクドナルドのLサイズのコップのような物に入れたコンクリをひっくり返して台においてコップを取り去り、どれだけこんもりするかを調べて水分量などをチェックします。

 

生コンクリート(柔らかい状態のコンクリート)は、建築材料の中でも、かなり取り扱いに注意が必要な材料です。

水分量や塩分量だけでなく、外気温によってできあがるコンクリートの強度が変わったりします。

コンクリの強度が低いものになってしまうと、住宅の寿命にも悪影響を与えることもあります。

なので、季節によって薬品や水分量の調節など、かなり神経質に生コンクリートはつくられているのです。

基礎のコンクリートが弱いと、家自体が弱くなります

基礎のコンクリートが弱いと、家自体が弱くなります

生コンクリートを基礎に流し込むことを打設といいますが、打設してから生コンクリートは硬化しはじめるのではなく、生コンクリートは工場で生産されてすぐに硬化を始めます。

つまり、生コン工場から出荷される前にすでに硬化は始まっているので、工場で練り混まぜ始めてから、90分以内に打設する必要があります。(だから生コンの車は生コンが入ったドラムが回転して、ドラムに固着しないようになっているのです)

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そして打設後の強度は、3日後は25%、7日後は45%、28日後は80%、3ヶ月後で約90%の硬化力を発揮し、3年後にようやくMAX、最大強度になります。

ちなみにコンクリート強度(設計基準強度)は、硬化力約80%を発現する時点の28日の強度を基準とされています。

この強度の違いは、ハウスメーカーやゼネコン、工務店によって様々な違いがありますので、どこまでのこだわりを家の基礎に持っているのか興味深いところです。

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左下のような円柱状の試験体を九つ作り、三日後、七日後、28日後に三つずつ圧力を加えて強度検査をします

 ミサワホームの場合は、生コン車が現場に到着してすぐにスランプ試験をおこない、ミサワ独自の厳しい基準に合格しなければ生コンを受け入れないそうです。

その基準は、ほかのハウスメーカーよりもかなり厳格な基準になっています。(試験結果は、オーナーさんに報告書としてお渡ししています)

上記のような試験をほとんどしないところもありますので、家を建てるメーカーを決める前には、こういう点も気をつけたいですね。

 

参考リンク こどもが生コンクリートと社会のかかわりをまなぶウェブサイト ナマコンパーク

 

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