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鉄筋コンクリート 鉄骨 木造

家を建てるときに、木造住宅にするか、鉄骨か鉄筋コンクリート住宅にするのか、迷われると思います。

ここではあくまでも一般的に、何がメリットで、何がデメリットかできる限りわかりやすく記載します。

  まずは、各構造の簡単な説明から。

木造とは

木造は、木構造・木質構造と呼ばれることもあります。比較的安価なため、意外と知られていないことも多いのですが、素材の良さを活かし、耐火性・防音性・気密性・耐震性・耐風性・断熱性など、優れた性質を持つ木造住宅が多くあります。

木造枠組壁構法(ツーバイフォー)や木質パネル構造とか、いろいろありますが、ここでは細かな工法には触れずに記述します。

鉄骨造とは

e6804ab0566b32cb643bf429a577bb8c_s鉄の柱でつくった構造で、S構造、S(S:Steel)や、プレハブ工法とも呼ばれるものもあります。

住宅の場合は、主に3~4mm厚の軽量鉄骨を用いて、居住空間に鉄骨(柱)の出っ張りがないよう、様々な工夫をされて造られています。中には重量鉄骨を使うメーカーもあります。(6mm以下は軽量鉄骨。画像は重量鉄骨)

鉄筋コンクリート造とは

CIMG7087コンクリートの中に鉄筋が入ったものです。Reinforced-Concrete(補強されたコンクリート)の頭文字からRC・RC構造・RC造とも呼ばれます。

鉄の引っ張り強さと、コンクリートの圧縮強さ、そして同じ伸縮率という特性を活かした造りです。

 

このホームページでは取り上げませんが、鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC)の建物もあります。SRCの建物は、住宅では皆無に等しく、主に高層のビル・マンションの場合が多く、簡単に言えば、建設コストがあがるのと柱や梁が細くなるほかは、ほぼ鉄筋コンクリート(RC)と同性能です。

  

鉄筋コンクリート造 vs 鉄骨造 vs 木造

スマホの方は、横向きでご覧ください 鉄筋コンクリート(RC)住宅 鉄骨造(S造)・
プレハブ工法住宅
木造住宅
コストの良さ 3位 2位 1位
鉄筋コンクリート(RC)住宅は、生コンの扱いにくさや、コンクリートの重さから、総じて建設コストが高くなります。鉄骨住宅でも木造より安価にできる場合もありますが、おなじくらいの性能をと考えると、木造住宅のほうがコスト的に良いです。
断熱性 2位 3位 1位
南極の昭和基地の90%以上は木造住宅ということから推察できますが、きちんとした木造住宅は非常に断熱性が高いです。(参考 南極の住宅 → ミサワホーム )
鉄骨や鉄筋コンクリート住宅は、木造にくらべて熱を伝えやすい特性があり、断熱に工夫が必要になります。
地盤が悪い土地への適応性 2位 1位 1位
木造住宅も鉄骨住宅も、鉄筋コンクリート住宅にくらべて軽いため、地盤への負荷は少なく、基礎工事費も少なくなることもあります。 参考記事 地盤について
遮音性能 1位 2位 2位
木造や鉄骨住宅でも、遮音性能の優れた間仕切を使えばピアノを弾いても気にならない住宅は可能ですが、一般的には鉄筋コンクリートの方が遮音性は高いです
人への優しさ 2位 2位 1位

一般的に、RC住宅は湿気がこもって結露しやすいと言われ、木には断熱性や吸湿性があるので、住み心地は木造が良いとされていますが、最近開発された吸湿性のある壁を使用することで、RCでも軽量鉄骨住宅でも人に優しい住宅にすることができます。(さらに高くなりますが)

<<参考記事>>

木材利用の意義と効果 教育的効果の向上 文部科学省

インフルエンザにかかりにくい木造校舎 (社)日本ツーバイフォー建築協会

集中力が出る? インフルも減 木造校舎回帰進む 茨城新聞社

耐風性 1位 2位 1位?
風に対しては、自重の大きい鉄筋コンクリート住宅が強いとされていますが、気密性が高く、南極大陸のブリザード(風速60mが2時間~2週間続く状況)でも暖かくて大丈夫な木造住宅もあります。参考 南極の住宅2 → ミサワホーム )
解体時の費用メリット

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1位2014-09-15 11.15.30

鉄筋コンクリート住宅は、飛散防止・粉塵・騒音対策(足場や防音パネルなど)が必要な上、固い構造のため解体に手間がかかり、一番費用がかかります。(解体費用が高いため、古いRC住宅は売却時に安くなります) 鉄骨の場合も鉄骨の除去に手間がかかり、油圧で切断したりします。木造の場合は、解体というよりも破壊に近く、重機で一気にバリバリバリと力業。。。

解体前のミャンマー大使館(2014/8)

← 解体前のミャンマー大使館(2014/8)。RCの建物のようで足場が組まれ、このあと防音パネルで囲われて解体されました。

参考リンク PING LONG ミャンマー現地生情報

リフォーム費用 3位 2位 1位
リフォームの内容や状況によります。木造の場合、メンテを怠っていてシロアリがでていたら、多額になることもあります。。。
間取りの自由さ 3位 1位 2位

よく工場は鉄骨で造られていますが、工場のような機械をいれたりできる大空間を造るのには鉄骨は最適だからです。鉄筋コンクリートの場合は、やはり重さが。。。

ただ、鉄骨住宅の場合は、壁の厚みが増え、住居面積を浸食する度合いが木造より高いです。だから、おなじ土地の面積で、住居空間が木造よりも鉄骨住宅は狭くなります。間取りの自由さはありますが、土地を有効に使えないのはもったいないですね。

耐震性能 1位 1位 1位

現在の新築は、建築基準法で、一定の耐震性は確保された建物が建てられています。ただし、一度は大地震耐えられても繰り返す地震に対しては考慮されていないため、現在は繰り返す巨大地震にも大丈夫かが、メーカーによって大きな違いになっています。

参考 鉄骨 対 木造 の耐震性

耐火性能 1位 2位 2位

木造は燃えやすい、というのは昔の話です。防火地域にも耐火性のある木造建築物がたくさん建つ時代に変わってきています。ただ、鉄筋コンクリートは燃えないので、耐火性能はほかより良いです。

参考 鉄骨 対 木造 の保険料

 

Fotolia_52558655_XS全体的には木造住宅のメリットは多く、建てられている住宅の大多数を占めているのもうなづける、と思います。

やっぱり安価でありながら木自体に断熱性があり快適に過ごせるということから、好みの問題もあるのですが、一般的には木造住宅をおすすめします。

団地やマンションなどでは鉄筋コンクリートがよく使われていますが、鉄筋コンクリートは音漏れなどが少ないので、他人とのプライバシーをわけるのには最適な素材です。

Fotolia_44255652_XS住宅の場合は、遮音性を求めて住宅をRCにするよりも、やはり家族が暮らす空間として、いるのかいないのかわからないまま過ごすよりも、多少物音が聞こえて人の気配があるほうが、家庭・家族として一体感を感じられるので木造の住宅の方が良いと個人的には思います。

ただ、将来的に自宅を改造して、賃貸アパートを考えるなら、鉄筋コンクリートで造ると良いかもしれないですね。

 

 

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